★ 2011年 中野区指導者講習会(報告) ★
今年度の中野区指導者講習会は、1月29日・30日(土日)、菅平高原スキー場にて行われました。 両日とも好天、雪が降っても無風のスキー日和でした。
参加者は10名でした。中野区協会各加盟団体のスキークラブ、協会理事と1級以上の精鋭が参集しました。
毎回の参加を継続されている方々が多く、雪上での再会は楽しみです。また、皆さんのモチベーションの
高さに刺激されます。
講師は菅平をベースに指導等に活躍されている伊藤元也専門員です。今年から講師をお願いしました。
都連を代表して全日本技術選に10回連続出場されたベテラン専門員です。
講習会のテーマは、流行りものの運動を扱うのではなく、スキーの技術では一貫して変わらない 運動要素の理解です。
1日目の講習は、プルークから谷足をずらす、山足をずらすことで雪面からの抵抗を受け止めることから
始まりました。
そして、プルークで内足の足首をゆるめることでターンを始動する。外足は前半に加重し、後半はかかと加重
から抜けていくように足裏の前後を使った運動による大回りのターンへ展開しました。
恒例の夜のミーティングでは、伊藤専門員も参加くださり、参加者からの質問に、丁寧に説明をしていただきました。
2日目の講習は、基本の運動要素から小回りへ展開しました。ここでもかかと加重の重要性が説かれましたが、
久しぶりに横滑り小回りからの展開、急停止からの展開、ベーレンのベンディングからの展開など、忘れていたものを
思い出させてくれる内容でした。参加者の滑りにも、運動への理解が表れてきました。
参加された皆さんの意欲と伊藤専門員の熱心な指導により、今年もまた充実した講習会となりました。
また、参加された各クラブの皆さんの懇親も深められました。
参加いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
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